今回壁のお話をいたしますね。 お家の「壁」と言ってもいろいろな壁がありますよね。 大きくわけると、 ・モルタル壁(リシン壁も含む) ・ALCパネル(軽量気泡コンクリート) ・窯業系サイディング壁 ・金属サイディング壁 です。
モルタル壁はセメント。窯業系サイディングはセメントとそれらを強化する材料を混ぜて焼いたもの。金属系サイディングとは、金属でできている壁材です。 金属系サイディングは金属ですので錆びる可能性があるというここと、お値段にも高いということがありますので、今の日本の多くの住宅は、窯業系サイディングの壁になってきています。 このように聞いていただくと、もうお分かりかと思いますが、それぞれは別々の材質ですので、そのまま同じ塗料を塗ることはできないのです。 そこで、それぞれの壁材の材質に合った密着性の下塗り材を塗るという工程が必要になってきます。 原則的には、モルタル壁には「シーラー」、窯業系サイディング壁には「浸透性シーラー」、金属系サイディング壁には「プライマー」という下塗り材を活用します。 ところが、痛み具合によって違ってくるのです。いわゆるスキンケアのような感じですね。(続きはまた今度)