外壁の塗り替えを検討している方の中には、塗装の色を決めあぐねているかもしれません。
外壁の色は、複数色を使用するならバランスも大切ですし、色によっては傷や汚れが目立つような色もあります。
外壁の色は、家のイメージを決める物なので、選んだ色によってイメージが大きく変わってきます。
塗装を終えてから、「イメージと全然違う」とならないためにも色の選び方について知っておきましょう。
◆最もおすすめの選び方は標準色から選ぶ
外壁の色にそこまでこだわらない方や無難な感じの仕上がりにしたいと思ってる方におすすめの選び方が、標準色から探すことです。
標準色とは、簡単に説明すると住宅を塗装する時に使用されることの多い色のこと、つまりは外壁塗装では王道の色と言えます。
ちょっと冒険して、自分で色を選ぶよりも失敗しない、後悔しない色にされるのであればこういった色から選びましょう。
◆色見本やカラーシミュレーションを使用する
せっかく塗装を行うのであれば、色にまでとことんこだわりたいという方もいらっしゃると思います。
そんな方には、しっかりと色見本やカラーシミュレーションを使用して色を選んでもらうことです。
自分の好きな色が本当に自分の家に当てはめた時に、しっくりとくるのかは試して見ないとわかりません。
そこでカラーシミュレーションを使って自分の家の写真を取り込み、色加工によって近いイメージを再現するものです。
これによって、大体のイメージを掴むことができます。
しかし、色見本やカラーシミュレーションを使用する際に気を付けてほしいことがあります。
◆色見本やカラーシミュレーションの注意点
確かに便利なカラーシミュレーションや色見本ですが、やはり実際に塗装した仕上がりとは異なってくることがあります。
そのため、以下のような部分には気を付けましょう。
〇太陽光の下でしっかりと選ぶ
外壁を目にする時は、当たり前ですが太陽光にあたっている状態だと思います。
太陽光に当たると実際の色とは異なって見えることがあります。
多くの方が家の中でゆったりと色見本を見られていると思いますが、実際の色に近い状態を知りたいのであれば太陽光に当ててみるのがいいかもしれません。〇塗装のツヤによって印象も変わる
塗料によっては、ツヤがある塗料とない塗料、ある塗料でもツヤの具合は変わってきます。
ですので、塗料のツヤの具合もしっかりと知っておきましょう。
特にツヤの具合を調べる際には、必ず晴れているときに明るい場所で見るようにしましょう。
◆ここまでのまとめ
ここまで外壁の色の選び方について紹介してきました。
外壁の色を選ぶ際には、色見本やカラーシミュレーションで選ぶことも大切ですが、自分の中で塗り替えたい色のイメージがあるのなら、イメージをできるだけ塗装業者の方に伝えましょう。
イメージを伝える時に、実際に塗装されている住宅を伝えることが一番いいですが、塗装業者の方もプロなので、聞いたイメージからそれに合った色を一緒に探してくれます。
しっかりと色選びをしておけば、外壁塗装が完了した時に理想通りの外壁になっているはずです。