外壁塗装での悩みごとのの一つに外壁塗装の塗料に何色を使うかということがあるでしょう。
この記事では、色に関するお勧めをご紹介いたします。
○汚れが目立たないものを選びましょう
他の住宅の壁の色を見ているとお気づきになるかもしれませんが、白色は人気の高い色のひとつです。
特に、光が反射すると美しく見える色ですが、同時に付着している汚れも目立ちやすい色なのです。
年月が経つことによって、汚れは徐々に付着してくるものですので、だんだんと気になってしまうでしょう。
同様に黒色も汚れが付着すると目立ちやすい色とされています。
白色や黒色がお好みであれば問題はありませんが、特にこだわりがないという場合にはグレーやベージュなどの薄めの色の塗料をお選びになると良いでしょう。
○原色系統を選ばれる際の注意点
赤や青といった原色系統の色は、塗装を施した当初は鮮やかに見えるものなのですが、年月を経つにつれて劣化が進んで色が薄くなってきますと、さびれた感じになってしまいます。
もちろん、定期的に補修やメンテナンスを行えば色あせの速度は抑えられますが、何度も補修を行いたくはないというに関しては避けるのが無難でしょう。
○周りの風景に馴染む色がおすすめです
おしゃれな外観ということで派手な色を選ばれる方もいらっしゃるのですが、周りの景観とうまく整合せずに浮いて見えることがあります。
ご自身的には満足であっても周りの方は違和感を覚えることになってしまい、逆にマイナスですので、馴染むものを選ばれることをお勧めいたします。
また、景観を重視する方針で配色が定められている地域もあります。
その場合には、好き勝手な色にすると条例違反を取られる恐れもありますので、お住まいの地方自治体にそのような取り決めが定められていないかを確認することも怠らないようにしましょう。
○多くても3色くらい
「どれにしよう…決められないから全部使おう!」
あまりにも多くの色を外壁に取り入れてしまうと混沌とした印象になり、落ち着きのない家のように見えてしまいます。
単色を基準に、3色ほどで組み合わせると統一感のある仕上がりとなります。
◎最後に
今回は、外壁塗装の塗料の色のおすすめについてご紹介いたしました。
塗料の種類にもよりますが、基本的には塗り替えは十数年に一度の頻度で行うものですし、一度の塗装工事に何十万円もかかります。
塗装を行ってから後悔しないようによく考えて決めるようにしましょう。