外壁塗装を行う際に最初にすることは、どの業者に塗装を行ってもらうかを決めることです。
しかし、業者の中には悪徳な業者があり、「想像以上に費用が高かった」「手抜き塗装が行われていた」などのトラブルにつながるケースがあります。
その様なことが起こらないために重要なことは、きちんと見積書を確認することです。
そこでこの記事では、外壁塗装の見積書の確認ポイントについてお伝えします。
□見積書の確認ポイント
外壁塗装の見積書の確認ポイントは主に4つあります。
1. どの箇所を塗装するのかをきちんと確認する
外壁塗装工事の中でも、「見積書にない項目の費用を後で追加請求された」というトラブルは非常に多いです。
このようなことが起こらないためにも、塗装業者とどの箇所を塗装するのかをきちんと決め、塗装するべき箇所の名前と金額が見積書にきちんと記されているかをチェックしましょう。
2. 総合的な費用が高すぎたり低すぎたりすることはないか
外壁塗装工事にはある程度相場というものが存在します。
そのため、他の業者の見積書と比較してみて、金額に大きな差がないかどうかを確かめましょう。大手ハウスメーカーなどは広告宣伝費にお金をかけているため、価格設定が非常に高くなっている場合があります。
また、手抜き工事や額面上の金額を極端に安くすることで契約を取り、後から追加料金を請求してくるような悪徳業者もいます。
そのため、見積書の総額が極端に高すぎたり安すぎたりする場合は注意が必要です。
3. 使用塗料のメーカー名・塗料名が記載されているか
悪徳業者はコストを下げるために、品質の悪い安い塗料を使用する場合があります。
品質の悪い塗料を使用されると、せっかくお金をかけて塗装をしたのにすぐに剥がれてしまうというような問題が起こってしまいます。
「シリコン」「フッ素」といったような素材名やグレードのみが書かれている見積書には注意が必要です。
きちんと塗料の品質を確認するためにも見積書に塗料のメーカー名・塗料名が記載されているかを確認しましょう。
4. 下地処理の項目があるか
下地処理の主な作業として、高圧洗浄があります。
高圧洗浄とは高圧発生装置で加圧された高圧水を噴射し、その衝撃を利用して、外壁や屋根に付着したコケやほこり、チョーキングの粉などを落とす作業のことを言います。
この作業を行うことによって、外壁と新しい塗装の密着性を高めて塗装効果を長持ちさせることができます。
この作業が行われていないと、すぐに外壁が剥がれてしまう原因になってしまうため、見積書の項目を確認して下地処理を行ったかを確認しましょう。
□まとめ
以上、外壁塗装の見積書の確認のポイントをお伝えしました。
ぜひ参考にしてみてください。