屋根塗装はお金も時間もかかります。
また、普通の商品とは異なり、完成するまでは出来栄えが分かりません。
そのため、せっかくお金も時間もかけたのに何かしらの原因で満足のいく塗装が実現しなかったとしたらとてもショックですよね。
そのようなことが起こらないためにも、屋根塗装の注意点を知っておく必要があります。
そこでこの記事では、屋根塗装で失敗しないための注意点についてお伝えしたいと思います。
□屋根塗装の注意点
*業者選び
業者に依頼する際の主な注意点として次の2つのことが挙げられます。
1. きちんと検査をせずに内容の薄い見積書を出す業者は避ける
屋根の塗装を行う前には、屋根の状態を検査する必要があります。
きちんと検査をしていないと、無駄な費用が発生する、塗装の質が悪くなるなどの恐れがあるからです。
無駄な費用が発生することに関しては、最初にきちんと検査をせずに塗装を行ってしまったことで塗装をしなくてもいい部分を塗装してしまい無駄な費用がかかってしまうことがあります。
また、モルタルの補修やコーキングの補修など、屋根の塗装より先にやらなければならないことがあるかもしれません。
そのため、きちんと検査をせずに見積書を出す業者は信用できません。
また、見積書の内容が細かいことも重要です。
最低でも、「塗料のメーカー名」「商品名」「施工面積」「必要缶数」の情報は必要です。
これらの情報がない見積書を提出する業者はやめておきましょう。
2. 価格だけにつられない
屋根塗装業者を選ぶ際、価格を選択の基準としている方は多いと思います。
もちろん価格が安いことは重要な要素です。
しかし、価格の安さだけで業者を選択することは避けるべきです。
低価格の背景には「低グレードの塗料の使用」や「工程の短縮」が行われている可能性があるからです。
低グレードの塗料は、価格が安く魅力的に見えるかもしれませんが、たった数年で劣化し始めてしまうため、長い目で見るとよくありません。
また、塗り直しなどの費用がかかってしまうため、トータルコストで見ると決して安いとは言いきれません。
また、屋根塗装を行う際にはいくつかの工程があります。
工程のいずれかを削除することで価格は低く抑えることができます。
しかし、この工程が一つでも欠けてしまうと塗装を長持ちさせることは難しくなってしまいます。
□タイミング
屋根の塗装を行うタイミングを自身で理解しておく必要があります。
まだ塗装をする必要はないのに、急に業者に塗装を勧められて流されてしまう場合があるからです。
営業マンに流されて塗装をしてしまうことがないように、屋根塗装に適した季節や屋根塗装を行うべき劣化状況などを理解しておき、塗装のタイミングを自分で分かるようにしておきましょう。
□まとめ
以上、屋根塗装に失敗しないためのポイントをお伝えしました。
ぜひ参考にしてみてください。