外壁塗装を考える時に気になることの1つが「色選び」だと思います。
色によって家全体の印象は大きく左右されますが、実際たくさんある色見本からどのような色を選べばいいのかよくわからない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、外壁塗装の色選びの注意点についてお話しいたします。
■落ち着いた色合い
カラフルな色にしたいとお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、外壁は家だけではなく地域の景観にも影響します。
あまりに鮮やかだと周りに溶け込めずに、悪目立ちしてしまいます。
周囲の環境に溶け込み、尚且つ木や花などの色をより引き立たせるような落ち着いた色合いは親しみやすく、人々にいい印象を与えます。
また、白や黒などの汚れの目立つ色を避けるとなおいいでしょう。
■大きい色見本を用意してもらう
色見本は冊子になっており、ひとつひとつが小さいです。
小さい面積で色を見ると実際の色より濃く見えます。
したがって仕上がりがイメージと違うなんてことにもなりかねません。
そうならないためにも、ある程度色を絞れたら業者に依頼して、A4サイズの色見本を用意してもらうようにしましょう。
1週間ほど時間がかかるので、それも見越して依頼しましょう。
■試し塗り
色を決めたら、今度は実際にご自身の家の外壁に試し塗りをしてもらいましょう。
その際は、1㎡以上に塗ってもらうようにしてください。
それくらいの面積でないと正しい判断ができません。
また、色を確認するときは晴れ、曇り、昼、夜など様々な条件のもとチェックするのがおすすめです。
このようにすることで、実際に塗ったときの印象をきちんと確認することができます。
■中塗り後に確認
外壁は下塗りの後に上塗りを2回行います。
その際に、一回家全体の色を確認させてもらいましょう。
もしイメージと異なっていたのなら、別途料金がかかりますが、上塗りの色を変更することが可能な場合もあります。
変更できるのは、同じ塗料で尚且つ下塗りの色が変更した上塗りの色よりも薄い色の場合です。
また、この作業は業者によっては不可能な場合もあるので、やはり試し塗りまでの段階でしっかりと確認しておくことをお勧めします。
いかがでしたか?
外壁の色は実際に塗ってみないとわからないことが多いです。
納得のいく色に仕上げるためにも、今回ご紹介したことを参考に色を確認してみてください。
また、何か疑問点などがある場合は業者の方に伺うことをお勧めします。