「美容室で変な髪型になってしまい、知り合いに会うのが恥ずかしくなってしまった…」
このような経験は誰しも持っているものです。
髪は1か月も待てば伸びてきますが、外壁塗装の色選びで失敗してしまうと約十年間そのままか、やり直しをする場合には数十万かかってしまうことがあります。
そうならないためにも、今回は外壁塗装に使う色の基礎知識についてご紹介します!
1 ベージュ、ホワイト、グレー、ブラウンで80%を占める
塗り替え経験者に聞いたアンケートではこの4つの色が全体の80%を占めます。やはり、10年に1度の塗装ですので、定番の色を選ばれる方が多いです。内訳としては、ベージュ37%、ホワイト23%、グレー10%、ブラウン8%となっています。
2 ホワイトとブラックは汚れが目立ちやすい
はっきりとしたホワイトとブラックは実は汚れが目立ちやすいのです。一般的に外壁は経年劣化により確実に汚れがついていくため、汚れが目立ちにくい色にした方がいいでしょう。真っ白ではなく、クリーム色にするなどして対応しましょう。
3 レッド、ホワイトの原色系は古びて見える
真っ赤であったり、真っ青であったりすると経年劣化で色が薄くなっていきます。そうなると古びた感じに見えてしまいます。定期的に適切なメンテナンスを行えば古びた感じを抑えることができますが、外壁にそこまでこだわりがないという方は避けた方が無難でしょう。
4 景観ガイドラインが存在するか確認する
観光地などの市町村には景観ガイドラインが定められていることがあります。例えば、京都では古都の街並みを守るために、全国チェーンの店でも色を変えさせられています。
ローソン、ファミリーマートは茶色の店舗で営業しています。個人の住宅も例外ではないので、自分の住んでいる市町村に景観ガイドラインが存在していないか必ず確認してください。
5 色見本を見るときは面積効果に注意する
色選びの際には色見本を見ながら考えたいという方は多いです。その際には、色の大きさによって見え方が変わってしまうという視覚効果である、面積効果をしっかり考慮に入れましょう。具体的には「色見本では濃く見えた色が外壁塗装したら薄く見える」という事態が起きます。
これを避けるためには塗装業者の方としっかり相談する必要があります。
また、色見本を見ているときの照明によっても見え方が変わります。色見本は室内ではなく、屋外で確認しましょう。
以上、外壁塗装に使う色の基礎知識についてご紹介しました!