屋根塗装はいつ塗り替えればいいかご存知ですか?塗装はずっと持続するものではなく、経年により効果が薄れるので、定期的なメンテナンスが必要です。しかし、塗料の種類や日射、風雨などの外的な環境によって、どんな頻度で塗り替えが必要なのかは変化します。
屋根を塗り替えるべきかを判断するために、塗り替えの必要な症状を知らなければなりません。そこで、ここでは屋根塗装の塗り替えが早急に必要な3つの症状をご紹介します。
これを読んで、マイホームに屋根塗装の塗り替えが必要だと分かったら、すぐに塗装業者を探しましょう!
■屋根材別に塗り替えが必要な年数が異なる
屋根材は多種多様です。その素材によって、高頻度で塗り替えが必要となったり、ほとんど塗り替えが必要なかったりします。
例えば、スレート系の屋根(粘土板を薄く加工したもの)であれば7~8年の耐用年数であるのに対し、粘度系瓦は耐用年数が20~30年と長いです。最も、瓦を支えている漆喰の補強が必要となるため、メンテンナンス要らずというわけではありません。
■症状1:雨漏りする
雨漏りが発生している場合、屋根の機能がかなり失われている状態です。雨漏りは、部屋の内部に水漏れする鬱陶しい現象であるだけでなく、建物の内部に水が入り込み内部構造を腐食させている可能性を示唆しています。
雨漏りを放置していると、屋根塗装ではなく屋根全体のリフォーム・葺き替えをする必要があるかもしれません。葺き替えとなると塗り替えよりずっと費用が高額になるため、雨漏りを見つけたら早急に処置しましょう。
■症状2:屋根にコケ・カビ・汚れなどがひどく付着している
屋根の防水機能や塗料の効果が失われつつあることを示しています。コケ・カビ・汚れそのものが建物にダメージを与えるわけではありませんが、屋根の保護機能が失われた状態を放っておくと、雨漏りのような建物内部にダメージを及ぼす症状に至りかねません。そのため、なるべく早い塗り替えをおすすめします。
また、金属系の屋根材であれば、錆が見られるかどうかも注目してください。
■症状3:屋根の色にバラツキ・色褪せが目立つ
屋根の色にバラツキや褪せのような変化がみられる場合も、屋根の防水機能や塗装の耐用年数が既に切れている可能性があります。コケ・カビ・汚れが付着している場合同様、早めに対処することをおすすめします。
ここで紹介した劣化症状は、いずれも早急なメンテンナンスが必要です。症状が出ているにもかかわらず放置しておくと、より深刻な症状が発生し、余計な費用が発生します。問題が軽度のうちに対処してください。