外壁塗装の依頼をご検討中の方で、何かと心配になるのが、依頼した業者が悪徳業者なのかどうかではないでしょうか。代金を支払ったのにきちんとした塗装がされなかったり、相場よりもかなり高い代金を請求されたりなど、悪徳業者の罠にハマる方が少なくありません。
外壁塗装というのはそう何度も行うものではなく、一回あたりに行う塗装費用も決して安くありません。依頼するからには、適正な価格できちんとした塗装工事をしてもらわないと困りますよね。
外壁塗装で失敗しないためには、しっかりと優良業者を見極める必要があります。その指標として確認しておきたいのが、工事前に提示される見積書です。この見積書には料金や工事の詳細が記載されています。
今回は見積書を確認する上でのポイントについて紹介いたします。
1.3度塗りがされるのか
塗装の基本は、下塗り、中塗り、上塗りの3度塗りです。しかし、見積書に3度塗りが記載されていない場合はかなり怪しいです。相場よりも安い価格で塗装工事を行う場合、この3度塗りの工程をきちんと行わない可能性があるので、事前に何回塗るのか担当者に確認を取りましょう。
2.塗料について
塗装の耐久性を最も左右するのが、塗装に使用される塗料です。塗料の素材によって価格も耐久性も異なります。まずは見積書に、塗料についてのことが書かれているか、そしてその塗料が適正な価格なのかという点がポイントです。
最も一般的に使用される塗料はシリコン樹脂を素材としたものです。3度塗りの場合、シリコン樹脂であれば料金は2000円〜3000円/㎡程度が相場であり、耐久性としては10年程度とされています。また、価格が高すぎたり安すぎたりするものを勧められた場合はかなり注意が必要です。
3.見積書に記載されている価格が全てなのか
一般的に見積書には必ずと言っていいほど価格が記載されているのですが、これが塗装費用の全てを表しているとは限りません。見積書には塗装工事費用だけを記載し、足場代など付随費用を記載していない場合があります。
この場合、工事終了後に追加料金を請求されてしまう可能性があるので、見積書に記載された価格が塗装に関わる全ての料金なのかということは事前に確認しておきましょう。
4.まとめ
今回は見積書を確認する段階で気をつけておくべきポイントについてご紹介いたしました。塗装業者選びで失敗しないためにも、見積書が正確かつ詳細に記載されている業者を選ぶことが、あなたにとって満足のいく外壁塗装を実現するための秘訣です。