外壁塗装について専門家ではない方が知っていることって少ないですよね。複数の業者から見積もりを貰ったとしても、何がどう違うのかわからず、結局一番安いところにして失敗する方が多いです。
今回は外壁塗装の中で一番重要といっても過言ではない、外液塗装の塗料のメーカーと主要な塗料の種類についてご紹介します!
1 塗料メーカー
日本の外壁塗装で高いシェアを誇るメーカーは
・関西ペイント
・日本ペイント
・エスケー化研
の3つです。
もちろんこのほかにも多数の塗料メーカーが存在し、それぞれの外壁に合った塗料を開発していますが、現在の塗装業者はほとんどがこの3社のメーカーの塗料を使用しているので知ってくと安心です。
見積書には塗料の製品名とメーカーが記載されていることが一般的なので、明記されていない見積書は少し割り引いて考えた方がいいかもしれません。
2 塗料の種類
外壁塗装で用いられる塗料の主成分はすべて合成樹脂でそれに含まれている物質によって見た目や耐久性が変わってきます。主な4種類の塗料を安価なものから紹介します。
・アクリル系塗料
軽く、色をはっきりと見せる効果があります。
コスト面では最もリーズナブルですが、紫外線に弱く耐用年数が短いという欠点があります。
こまめに塗り替えたいという方にはおすすめの塗料です。
・ウレタン系塗料
比較的安価でバランスが取れています。
アクリル系と比較して、防水性と耐水性に優れています。幅広い分野で用いられる塗料で、密着性があるため、塗装の可枯れが気になる場所に使えます。
・シリコン系塗料
ウレタン系と比較して耐久性と仕上がりの良さに優れています。
弾性もあるので、塗膜の下でひび割れができても、防水性は損なわれません。
耐用年数が長いので最もコストパフォーマンスに優れていると多くの方から評価される塗料です。
・フッ素系塗料
耐久性や撥水性に優れていてもっとも美しい光沢を出すことができる高価な塗料です。
足場を組むのが難しく、1回の塗装のコストが多くかかる建物では、耐用年数が最も長いこの塗料を使う場合が多いです。
現在主流となっているのはシリコン系塗料です。価格と耐久性のバランスが良いので人気の塗料となっています。
しかし、シリコン系塗料はシリコンの含有量によって細かく分かれており、最適なものを判断するのは難しいです。
そのため、コストを重視するならリーズナブルなウレタン系塗料、耐久性を重視するならシリコン系塗料の中でも比較的値段が高いもの、ということを覚えておくことをおすすめします。
以上、外液塗装の塗料のメーカーと主要な塗料の種類についてご紹介しました!