マイホームの定期点検で屋根塗装が必要だと言われたものの、迷ったりしてはいませんか?または、屋根の見た目が劣化していてご近所の目が気になりませんか?
しかし、屋根塗装は決して安い買い物ではないし、どんな効果とリスクがあるのか知ってから決断したいですよね。
今回はそんなあなたに屋根塗装のメリットとデメリットをご紹介します!
1 屋根塗装は必要?
屋根塗装はもちろん見た目を良くすることが第一の目的ですが、それだけではありません。家の性能を保つためにも必要なものです。
屋根をずっと放置していると雨漏りが発生する可能性が高くなるばかりでなく劣化で大規模な修繕に至ることがあります。
紫外線や雨風の影響を一番受けているのは外壁ではなく屋根です。家を守るためには定期的な塗装をおすすめします。
メリット1 断熱効果
太陽光を反射させ、家の中の温度を保つことができます。
冬は外の空気を遮断して部屋を暖めてくれます。夏は冷房の効果を高めます。
遮熱性の高い塗料を使用すると、この効果は一段と高まります。
メリット2 防水性
防水性を高めることで、家を水分や湿気からくる痛みから守り、雨漏りなどを防ぐことができます。
透湿性の高い塗料を使えば、よりこの効果は高まります。
メリット3 防錆性
棟板金やトタン屋根の錆の発生を抑えます。
メリット 4 屋根材の保護
瓦をとめる釘など、金属の腐食を防ぎ、葺き替え工事を遅らせることができます。
続いてはデメリットについてご紹介します
デメリット1 雨漏りの可能性
塗装方法によっては、雨漏りが発生することがあります。特に素人が自分で塗装すると雨漏りしてしまう可能性が高いので、業者に任せましょう。
素人や激安業者によくある失敗例として、塗料の塗りすぎが挙げられます。
塗料を塗りすぎると屋根版がくっついてしまい、板の隙間に入った雨水がたまり続けるのです。
このトラブルを防ぐために、縁切りという作業工程があるのですが、格安業者はこの工程を省くことがあるので、雨漏りの可能性が高まります。
トラブルを避けるために、値段だけで業者を選ぶのは止めましょう。
デメリット2 すぐにはがれる
塗装前の高圧洗浄や錆落とし不足が主な原因です。
他にも屋根材と合わない塗料や粗悪な塗料を使用したためはがれるケースもあります。
必ず、スレートならスレート用、金属屋根なら金属屋根用の塗料を使用してください。
以上、屋根塗装のメリット・デメリットについてご紹介しました!
自分でできると紹介しているサイトもありますが、リスクが高いので避けましょう!