人はなぜ色を選ぶのか 道路標識、お店の看板、行き交う自動車や人・・・街はあらゆる色であふれています。私たちは日々色を選択しながら暮らしていると言っても言い過ぎではないくらいです。どうして、私たちは色を気にするのでしょうか。それは、色によって人間の気持ちが変わるからに他なりません。 住居の色が人を変える 現代の日本でも風水はポピュラーで、住宅の色選びの際に参考にする人もいます。私も、あるとき、金運を上げるために鮮やかな黄色の住宅の外壁全体を塗ってほしいという依頼をいただいたことがありました。塗替え後、その施工主様にはお仕事が次々と舞い込み、一つだった仕事部屋が二つ、三つと増え、ついには部屋が足りなくなるほど成功されました。 また、別のときには、空室だらけだったアパートの部屋を、落ち着いた黄色とクリームと茶色で配色したところ、「すぐに満室になりました」という喜びの声をいただいたこともあります。 どんよりしたこげ茶色の外壁を、明るく薄いクリーム色に塗り替えたいときには、それまで非常に仲が悪かった近隣所との関係が良くなったという例もあります。 色にはエネルギーがある 色によって人が変わった例を目の当たりにすると、色にはエネルギーがあることを実感します。とくに毎日暮らす住宅の色を選択することは、その後の人生を選択することにもつながるのです。色なんて何でもいいと思って、とにかく安く、とか、塗装業者とって都合のよい色だから、ということだけで思慮なく塗ってしまっては、よい事はありません。 あなたも人生の転機になる色、今の幸せな生活を継続できる色を選びませんか。配色のセンスがあり、知識もしっかりある職人の会加盟店なら色のエネルギーの活用方法をおすすめできますよ。