消費センターに寄せられるリフォーム相談の中で、追加工事によるトラブル相談が割に多いそうです。 主なトラブルのケースとして、①見積り以外の工事をサービスと勘違いしていた。②追加工事の費用を確認させず、想定以上の請求をさせた。このようなケースでのトラブルが多いそうです。 こういったトラブルに巻き込まれないためには、追加なのかサービスなのか?追加工事ならいったいいくらなのか?業者に対し、しっかり確認する事が大事です。 信頼のおける業者さんなら、聞かれる前にきっちり説明してくれるのが普通だとは思います。もちろん、馴染みの業者さんなら、こんなトラブルはまず起こらないでしょう。しかし、リフォーム工事には、不可抗力による追加工事が出る場合もあるという事は、事前に確認しておいた方がよいかもしれませんね。例えば、足場を組み、間近で点検してみると、木部や雨樋の劣化が想像以上だった・・等々。 ですが、普通の業者さんであれば、見積り以上に追加を出すという事は、できるだけ避けたいと思っているものです。多少の追加のことは目をつむっているという事も、実際は多いと思います。 しかし、想定外の不具合が見つかり、サービスできるレベルを超えていた場合、仕方なく追加工事のご提案さぜるを得ないという事はどうしても起こり得る事です。 痛んだ部分をそのままに見過ごすというのは、プロとして絶対に許されることではありません。リフォーム後の不具合の芽も摘んで置かなければなりません。ただ、分っていただきたい事は、業者側も「負担が増えて申し訳ないな・・」そんな気持ちから、お客様には本当に言いにくいものなんです。その辺りはご理解をお願いします。